栃木県鹿沼市にて、麻の知識を深め肌で感じることのできる体験イベントにGOHEMPも出店させていただきました。去年に引き続き2度目の開催となった今回のイベント。より内容を突き詰め、衣・食・住と麻の多面性を肌で感じながら学べる特別な体験になったと思います。
今回はジャパン・ヘンプ・クリエーション、GOHEMP、ヘンプ・フーズ・ジャパン、エリクシノールの4社によるオリジナルプログラムになります。
日本古来より神聖な植物として扱われてきた麻。「清浄で穢れを祓うもの」とされ、衣類や生活用品としてだけではなく、神社の鈴縄など神事とも深く関係しています。麻の栽培では台風をはじめとする自然災害に対する備えがありません。これは栽培する上で保護ネットなどを張ることができないため、毎年収穫できるかどうかは運任せになります。そういったことから、麻農家の人たちにとって麻は「授かりもの」という素敵なお話もありました。日本では現在減少している麻農家の仕事に関する貴重なお話の数々。麻の伝統から栽培・加工について詳しく知ることができました。
麻の茎の外皮である精麻を使用し、より紐からお麻もりを作る体験。麻は魔を除けるものとされているため、身の回りのものや車などにつけ「おまもり」として使うことができます。
・麻炭カレー
良質なタンパク質やミネラルを豊富に含んだヘンプシード(麻の実)と一緒に。
フィンランド発祥の伝統的な装飾品「ひんめり」作り。麻の茎の部分を乾燥させたおがらを使って作りました。
今回も多くの方々に麻繊維の肌触り、機能性について知ってもらうことができました。
商品をご購入いただいた参加者の皆様、誠にありがとうございました。